
3月8日、藤井聡太六段と師匠・杉本昌隆七段との注目の
子弟対決ですが、見事、藤井六段が勝利を手にしました。
これで、公式戦連勝記録は14連勝となるみたいですね。
去年から、圧倒的な棋力で、将棋界をにぎわわせてくれている藤井六段。
これだけ、世間で騒がれていれば、対局料などの年収は
すごいんじゃないでしょうか?
ということで、藤井六段が一体どれくらい稼いでいるか
調べてみました。
そもそもプロの棋士ってどこからお金がもらえるの?
プロの将棋の収入の出所については、
将棋連盟から出されています。
そのほか、指導料やタイトルを取った時の賞金が主な
収入源となっています。
特に、年収という部分で大きく、影響するのは、
タイトルを取った時の賞金です。
一般的に、将棋連盟から毎月出される給料は、
名人級で約100万円その他、ランクごとで下記のような
給料となっています。
B1級 | 約50万円 |
B2級 | 約30万円 |
C1級 | 約20万円 |
C2級 | 約15万円 |
藤井プロのことだから、さぞかしクラスが高いんだろうと思いますが、
実は藤井プロ、C級2組なのです。
え、C級2組って一番、下位ランクじゃないですか!
藤井プロは2016年10月にプロ(4段)になりました。
将棋連盟の規定で4段はC級2組からの始まりなのです。
つまりは、月給15万円!!
あれだけ、輝かしい活躍をしているのに、月給15万円は
ちょっと安すぎですよね。
(まぁ中学生が15万稼いでると考えてると凄いのですが)
この、級については、前年度の成績で決まり、勝敗などにより、
ランク付けされるので、プロになったばかりの藤井六段には
まだ、査定できるだけの戦績がないのです。
だから、月給はC2級なのです。
ただ、今年藤井六段には大きなニュースがありましたよね?
朝日杯将棋オープン戦優勝!その賞金額は?
今年の2月に行われた、朝日杯将棋オープン戦、
あの、羽生善治までも打ち破り、決勝では広瀬章人八段に見事勝ちました。
その賞金額は何と750万円也!!
中学生が750万円ですよ!!恥ずかしながら、管理人の年収をはるかに
超えております。ハイ。
プロの棋士の中でも賞金を得られるのは、わずか一握り、
一般的には、棋士の平均年収は500万~700万円くらいといわれているので、
賞金だけですでに、平均額を超えちゃってます。
給与、賞金のほかに対局料も
棋士が得られるお金として、他に対局料があります。
これも、ランクによって違いますが、対局料は1局当たり
2万円~数百万円といわれています。
ランク上位の棋士は何千万という金額を公表していますが、
藤井六段は、まだ、賞金ランク外なので、特に公表されていません。
しかし、一部では、対局料は年間500万~600万円くらいあるのでは、
とも言われています。
これを加味すると、藤井六段の今年の年収は凄いことになります。
藤井六段の現在の年収はどれくらい?
C2級の給与が 15万円×12か月=180万円
なので、トータルしてみると・・・
賞金750万円+対局料500万円(推定)+180万円=1430万円!!
ざっと見積もっただけでも、1000万円越えです。
管理人だったら、こんなにまとまったお金が入ってきたら、
思わず、浮かれてしまいます。
厳しい勝負の世界なので、勝敗が大事なわけですが、
お金は二の次だとは思いますが、自分の好きなことをとことんやって、
これだけの金額が稼げてしまう世界があるというのには、驚きです。
公式戦29連勝など、
将棋界で早くも偉業を成し遂げた藤井6段。
今後の活躍もぜひ注目していきたいですね。