
あの、ほったゆみ先生と小畑健先生による、ヒカルの碁が
2019年夏ごろに中国で実写版が配信されることが決定しました。
中国版のタイトルは「棋魂」
ヒカルの碁といえば、僕の大好きな漫画の1つでもあります。
ほったゆみ先生のストーリーの面白さや、デスノートでも有名な
小畑健先生の美しい描写がとても魅力的なんですよね。
高校生くらいの時にテレビアニメ化もされ、大人になってからも、
何回かコミックスを読んだ記憶があります。
当時、この漫画がきっかけで、小学生が囲碁教室に通ったりするほど、
ブームになっていました。
今で言う、将棋界の藤井聡太フィーバーに近いかもしれません。
正直、当時、ワンピースやナルト、ハンターハンター、テニスの王子様といった、
ジャンプ黄金期に、題材が囲碁ということで、人気が出るのか?とも言われていた
のですが、小畑健先生の美しい描写と、囲碁のルールを全く知らなくても、
思わず、次が読みたくなってしまうようなストーリーは多くの読者を虜にしました。
そんな、当時絶大な人気漫画でもあったヒカルの碁が中国で実写化されるということで、
そのキャストや、視聴方法が気になりました。
また、ヒカルの碁を知らない人もあらすじをざっと紹介しましょう?
ヒカルの碁ってどんな話?
小学6年生の主人公、進藤ヒカルは、祖父の家にある蔵の中で遊んでいた。
その中に、『血塗られた』碁盤を見つける。
ヒカルがその碁盤に触れると、『藤原佐為』という、
平安時代に貴族の碁の指南役をしていた者に出会う。
藤原佐為は、宮中での対局で、インチキをしたとして、濡れ衣を着せられ、
そのことが、あまりにも無念で自害することとなる。
しかし、その無念が晴らされることもなく、長年、『血塗られた』碁盤にとりついていた。
ヒカルと出会った佐為は、ヒカルを使って碁を打たせてもらっていたが、
次第にヒカル自身も碁に魅了され、佐為とともに成長していく。
ストーリーは小学生~高校生くらいまでとヒカル成長を描いた囲碁漫画である。
ヒカルの碁実写版のキャストは?
ヒカルの碁のストーリで外せない人物といえば、
主人公のヒカルに、藤原佐為、それと、ヒカルのライバルである塔矢アキラ。
今回、中国のキャストとして、こんな方たちが役を演じるみたいです。
進藤ヒカル役(劉昊然(りゅう・こうぜん / リウ・ハオラン) 20才。)
藤原佐為役(宋威龍(そう・いりゅう / ソン・ウェイロン)19才)
二人とも、中国のイケメン俳優さんといったところでしょうか?
しかし、この二人がそれぞれ、ヒカル役と佐為役ということで、
なんかイメージが違うような気がします。
アニメの実写版ってどうしてこうも残念な感じになってしまうのでしょうか?
役者が二人とも20歳前後ということで、ヒカルの少年時代の話ではないし、
そもそも、ヒカルが大人になるころには、原作では、佐為はヒカルの元を
離れている。
制作側は版権を取得するのに、すごい時間がかかった。
原作のイメージを崩すわけには、と張り切っているようだが、
既に配役がなんだかイメージと違うし、ヒカルが大人なのに、
佐為がいるということが、もう原作から外れているような気がします。
内容や視聴方法は?
役者さんが、20代ということもあるので、
話の内容としては、原作19巻から最終巻23巻までの
北斗杯編になるのでしょうか?
北斗杯は18歳以下で日本・中国・韓国対抗で3対3での団体戦。
原作では、ヒカルと塔矢アキラ、関西棋院の社清春が日本代表として
参加することになります。
ただ、先ほど言ったように、北斗杯編の時にはもう佐為はいないんですよね。
ですので、佐為役の俳優さんがどのようなシーンで出てくるのかが気になります。
もしかして、回想シーンみたいなので出てくるのでしょうか?
あと、あの、オカッパ頭の塔矢アキラ役も気になりますね。
とりあえず、今後の情報展開に注目です。
視聴に関しては、いまのところ、中国の動画サイト愛奇芸(iQiyi)
で配信されることが発表されているのみです。
日本での配信はあるのでしょうか?
個人的には、アニメの実写版ってたいてい、がっかりさせるようなもの
が多いので、日本での配信はない可能性のほうが高いかもしれません。
まとめ
中国でヒカルの碁が実写化されるということで、調べてみました。
まだ、囲碁という普通の人間世界の話なので、実写化されても
それほど、おかしなことにはならないとは思いますが、
ヒカルの碁ファンの僕としては、やっぱり原作のイメージを崩さないで
欲しいというのが本音です。