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刺身にするととっても美味しい魚
日本人であるなら、やはり魚を刺身にして食べることも多いですよね。
ただ、その一方でちょっと怖いのが魚の寄生虫
お笑い芸人の品川庄司の庄司智春さんが、ロケでサーモンの海鮮丼を
食べたときに、同時にアニサキス7匹を一緒に体に入れてしまっただとか。
私は以前このことをテレビで見ていたのですが、医者からすると、
アニサキスが胃から7匹というのは、初の事例で学会で発表できるレベルらしいです。
さて、せっかくの美味しい魚。刺身で食べれるものなら、食べたいけど、
寄生虫を気にしていたら、なかなか気が進みませんよね。
そこで、今日は魚についている寄生虫をどうやって対策したらいいか
まとめてみましたので、参考にしてみてさい。
魚につく寄生虫の種類について
魚につく寄生虫として代表的なものはアニサキスとクドアです。
アニサキスとは
体長2~3cmほどの白い線虫です。
サケ、サンマ、イワシ、アジ、サバ、イカ、カワハギなど、およそ160種類もの魚に寄生するそうです。
クドア・セプテンプンクタータとは
体長は10マイクロメートルほどの粘液虫です。
おもにヒラメに寄生していることが多いそうです。
ヒラメと言ったら、刺身で食べることも非常に多い魚、
だけど、クドアに関しては、人間の目では目視できない大きさなので
対策のしようがなさそうです。
アニサキスやクドアに胃に入るとどうなる?
アニサキスやクドアをもし魚と一緒に食べてしまったら、
次のような症状が現れます。クドアについてはあまり心配はないのですが、
アニサキスの症状については、結構ひどいようです。
アニサキスの症状
アニサキスを食してしまうと、激しい腹痛、はきけ、嘔吐などを伴います。
これは、人の胃に入ったアニサキスが、胃粘液から逃れようとして、
胃の内壁を突き破って脱出しようとするときに激しい痛みを伴うようです。
痛みは、ずっと続くわけでなく、周期的にあらわれます。
発症するのは、1時間~36時間以内に発症します。
アニサキスに関しては、医師の診断を受け、内視鏡で1匹づつ取り除くしかないので、
魚を食べたあとに、これらの症状がみられらたら、速やかに医師の診断を受けましょう。
クドアの症状
クドアについては、一過性の下痢や嘔吐などを伴います。
アニサキスに比べると、症状も穏やかで、比較的早期に回復するようです。
これらの寄生虫が寄生する代表的な魚を刺身で食べるときは注意が必要ですが、
流石に、種類も多く寄生する魚の全てを、全ての魚を覚えておくというわけにもいきません。
ので、次では対策についてあげていきます。
魚の寄生虫(アニサキス、クドア)の対策法は?
一番の対策法は加熱調理をすることです。
また、アニサキスに関しても、クドアに関しても24時間以上、冷凍すれば死滅することが多いようです。
生で食べる場合は、内臓に注意しましょう。
ただ、魚によっては、肝をそのまま食べたりするような魚もありますので、
そのような場合は、とにかくよくかんで、そのままの状態でアニサキスを
胃に入れないよう注意しましょう。
まとめ
今回、魚の寄生虫についてまとめました。
アニサキスは知っていましたが、クドアという寄生虫については初めて知りました。
ただ、クドアはアニサキスに比べると症状も軽くあまり、心配はなさそうです。
スーパーで加工処理されて、売っているからといって、アニサキスのような寄生虫が
いないわけではありません。
特に青魚を刺身などにするときは、良く洗って、
食べるように心がけましょう。