
ゲームソフト『ぷよぷよ』がプロライセンスが発行される、
eスポーツに認定され、4月には優勝賞金100万円の大会が
行われるということで、ネット上を騒がしています。
このニュース管理人は、eスポーツってまず、何なの?
え、ゲームって家で楽しむものじゃないの?プロって
どういう活動してるの?また、それで食っていけるの?
などなど、たくさんの気になることがあるので、
今回はそこについて調べてみました。
eスポーツって何のこと、一体いつできたのか?
まず、この聞きなれないeスポーツって言葉ですが、
調べてみると『エレクトロニック・スポーツ』の略称で、
対戦型ゲームを使い、競い合うことをスポーツ競技として、
捉えたことを『eスポーツ』と呼んでいるらしいです。
なるほど、electoronic・sportsで『eスポーツ』というわけですね。
どうやら、スポーツといっても単に、対戦型のスポーツのゲームのこと
だけを指すのではなく、ゲームを通じて、相手と競い合うことを
スポーツとして、捉えているみたいですね。
そのルーツをたどっていくと、1980年代のファミコンブームで
各地で、ゲーム大会が始まったのがルーツとなっており、
この『eスポーツ』という名称は2000年代に入ってから使われている
みたいです。
この『eスポーツ』ですが、一般社団法人JeSPAという団体が
日本では、取りまとめているようです。このJeSPA自体は2015年に
発足された団体で、比較的新しい団体といえます。
そんな、団体があるなんて、ほとんどの方が初耳なのではないでしょうか?
管理人自身も今まで、全く存在を知りませんでした。
種目自体は以下のような8種目があるみたいです。
- FPS部門(シューティングゲーム)
- MOBA部門(マルチオンライン)
- RTS部門(戦略ゲーム)
- 格闘ゲーム部門
- スポーツ部門
- モバイル部門
- パズル部門
- オンラインカード部門
ゲームによる競技を推奨しているってどうせ、お遊び的な団体でしょっ?って
管理人は思っていましたが、調べてみると、そうでもなさそうです。
ちなみに以下が役員に就任されている方たちです。
- 会長 西村 康稔(衆議院議員)
- 理事 中村 伊知哉(慶應義塾大学 教授)
- 理事 馬場 章(元東京大学大学院 教授)
- 理事 浜村 弘一(Gzブレイン 代表取締役社長)
- 理事 平方 彰(スポーツビジネス・コンサルタント)
- 理事 丸山 茂雄(株式会社 トゥー・フォー・セブン 取締役)
- 理事 宮澤 栄一(株式会社 ハーツユナイテッドグループ 取締役会長)
- 理事 尾崎 健介(株式会社 サードウェーブ 代表取締役社長)
衆議院議員の方が、会長をやっているのにはちょっと驚きでしたね。
団体としては、従来のただのゲーマーからの脱却を目指し、
アスリートゲーマーの誕生、育成、発展に力を入れているみたいです。
アスリートゲーマーってゲームやってるだけで、
生活していけるのでしょうか?もし、そうであれば、
ゲーム好きにはたまらないでしょうし、
ユーチューバーに次ぐ次世代の職業なんかにもなりそうですね。
プロゲーマーってどうやってなる?年収はどれくらい?
はたから見たら、遊びのような職業。プロのゲーマーということで、
やっぱり、収入や、それでやっていけるの?ってとこが気になりますよね。
まず、プロゲーマーですが、一応これはライセンスをとらないと
プロを名乗れないみたいです。
ライセンス取得には、eスポーツ連合の公認タイトルで
優秀な成績を収めることが必須のようです。
公認のタイトルとしては、以下のようなものがあるみたいです。
- ウイニングイレブン 2018
- コール オブ デューティ ワールドウォー II
- ストリートファイターV アーケードエディション
- 鉄拳7
- パズル&ドラゴンズ
- モンスターストライク
なお、ライセンス更新料は5000円で2年更新のようです。
優秀な成績っていうのが、ちょっと曖昧ですね。
この辺の基準をもっと明確にしないと、いけないような気がします。
さて、気になるプロゲーマーの年収ですが、
収入は主に、スポンサー契約料と大会の賞金がメインになってきます。
大会によっては、優勝賞金が10億円とかの大会もあるので、
非常に夢のある職業といえば、そうかもしれません。
ちなみに、日本のプロゲーマーの賞金獲得ランクは
以下のようです。
1位:Daigo 2020万円
2位:かずのこ 2000万円
3位:ももち 1270万円
4位:ふ~ど 1140万円
5位:ときど 1100万円
賞金ランクでみると、1000万クラス越えもいますが、
他のプロ競技の選手と比べるとそこまで、高くはないといえます。
とはいえ、大会での獲得賞金が年収に大きくかかわってくる
ので、大きなタイトルさえ取れれば、億万長者も夢ではありません。
まだまだ、日本では、認知度の低い職業ではありますが、
海外では、プロゲーマーは職業として、普及しているようです。
ただ、日本はゲーム=教育に悪いものと少なからず、考えている
人も多いので、発展にはまだまだ時間がかかりそうだと管理人は
思います。